tryしない医学記録

114回医師国家試験受験者が電子書籍・デジモノ・勉強について書きたいことを書くブログ

夏メック模試2019大反省会と今後の勉強の話

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だいぶ前に受けました夏メック!

 

それの反省会、始めたいと思います。

あとそれを踏まえた勉強の話。

このフリー画像きれいだからPCの壁紙にしましたわー

 

夏メック反省会

 

結果は以下の通りです。一通りまず貼ります

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まず点数としての結果について。

 

 

率直な感想として、

「いやー成長してねえな」と思いました。

 

 

偏差値については前の春メックからまぁ1くらいは上がったようですが、もっと上がるもんだと見越していました。

なんか微妙よね。とつくづく思っております。

www.no-try-medical.com

 

 

よかったことは前のようにA→Cと時間が経つにつれて点数が下がっていくということはなくなったことです。

あとマークミスもなかった。それはよかった。

 

あと科目別。以下に再掲しますが、控えめにいって大ダメージを与えた科目みたいなのは無いようですが、誤答率が高いのは順に

呼吸器、肝胆膵、産科のようです(整形外科は問題数が少ないので順には入れないですが間違ってますね)

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これらの教科は自分でも弱いと感じているところです。

今後再度見を引き締めてチェックしていこうと思います。

 

 

今回非常に感じたのは自分のセンスのなさと脇の甘さです

 

医学予備校の先生が言うように暗記だけじゃ太刀打ちできないのが医師国家試験だと頭のなかではわかっていますが、結果的にせん妄状態になってへんな方に行ってしまう問題がちょこちょこありました。

 

例えば必修ブロック。

大腸癌への治療を選ぶ問題で、正答は内視鏡的大腸ステント留置術なのですが、

これを内視鏡的粘膜切除術を選ぶとか。

 

CT提示されてればあきらかにそんな内視鏡つっこんでポロッとなんてとれそうな大きさじゃないのが考えればわかるのにこういったミスをしたりだとか

 

緊張性気胸の患者に緊急脱気ではなく気管挿管とかいう禁忌を踏むだとか。

 

常識的観点で考えればわかるような問題をなんか知識なのかせん妄なのかわかりませんが、そういった感じで落とす部分が目立ちました。

 

 

その他脇の甘さとしては

肺腺癌のマーカーと肺小細胞癌のマーカーを混同してSLXが小細胞癌のマーカーと勘違いして得点できないだとか、

ふつーの人知ってるやろみたいな問題を取れてない部分も多々見られました。

 

どっかで知識のドーナツホール化現象が起こっているのだと思います。

 

 

わからない問題ははっきりいってしゃーないです。正答率明らかに下がるやろみたいなのはしゃーない。

 

でも、例えば梅毒の使える薬3つ選びなされみたいな問題もペニシリン→βラクタム系+テトラサイクリンが行けるって知識があれば回答できたはずですし、そこらへんの考え方のセンスが足り無いなとは強く思うところでした。

 

 

これに関してはどうしてもすぐすぐに解消できるものでは無いとは思いますが、一呼吸おいて回答する癖をつけようと思います。

 

家族性低尿酸血症やUGT1遺伝子など確認しないと行けない部分は復習時にmedu4のテキストに追記したり、項目が無いものについては別に作成はしました。

 

模試に何を出すかは最終的にKSRが決めているっぽいので少なくともメック系の模試の新情報はこれはしゃーない、もう無理やみたいに自分が思うようなもの以外はチェックしておく予定です。

 

 

 

 

今後の勉強方針

 

 

 

 

非常に迷っていますが、今後まずやるべきことのリストを挙げると以下の通り(~サマライズ配信まで)です

 

 

 

・テストゼミ(~標準編)

・禁忌特講

・113-111紙で解く

・medu4テキストでHZMが蛍光ペン引いたところの再確認

・(110,109紙で解く)

・(以下の本の英語覚える)

一つずつ見ていきます

テストゼミ(~標準編)

センスを磨く1つ目。

自分はどちらかと言うと知識だけで戦ってる感が否めません。それがどれほど通用しているのかと、自分の持ってる知識でどこまで戦えるのかを見たこと無い問題でチェックするのが主な目的です。

 

ちらっとやりましたが、いくら穴埋めしまくってても、??みたいな問題が割とある感じです。そこらへんをどうやって考えればたどりつけるのかをこれでチェックする予定です。

 

 

禁忌特講

センスを磨く2つ目

自分は答えだけ覚えがちです。答えがわかれば、その問題はいいんじゃないかって気持ちをCBTの終了後に捨てたつもりでしたが、まだまだその気持ちがあるような気がしてなりません。

禁忌がわかれば、問題の選択肢を確実に一つへらすことが出来ます。

そんでもって何を出題委員が求めているかもちょっとわかるような気がします。

正答がなにかではなく、禁忌はなにかを考えてその問題を多角的に見る視点を養いたいと思います。

 

 

113-111紙で解く

センスを磨く3つ目

国試3年分を解きます。ずっとmedu4演習とかQBonlineとかで解いてたんですが、もはや答えがわかったりしてなんかアレなので今回厚労省の配布しているpdfで解いていこと思います。

ちなみにこんな感じでページがありDLが可能です

www.mhlw.go.jp

 

 

その上で今回行うのは

1.各選択肢の吟味(何でこの選択肢が違うのかすべて羅列する)

2.臨床問題は選択肢を見ないで先に答えを導く

3.解説の熟読

 

の予定です。答えがわかればええやからの脱却を図ります。

どうしてもネットの媒体で解いてしまうと選択肢がすぐに出現してしまって、すぐ答えに行きたくなってしまう気持ちがちょっとできたりしてしまうので、pdf形式にすることで選択肢をみることを防ぎ、演習して行こうと思います(一般問題はできませんが)

あとは解説の熟読ですね。これ、自分にとってはちょっとつらいですががんばります

 

 

medu4テキストでHZMが蛍光ペン引いたところの再確認

 

穴を埋めても忘れますし、穴じゃなくても蛍光ペン引いているところはわりと問題にたくさん出ているなとこのごろ思うところです。medu4に限った話ではありますが。

これの確認を再度行う予定です。

少なくとも過去3年出た疾患については行う予定です。

 

 

(110,109紙で解く)・(本の英語覚える)

 

余裕があればやります。本の英語はQuizlet使って覚える予定です。

 

 

 

これら提示したものを上から優先して行う予定です。(禁忌特講はテストゼミ基礎編が終わった段階で行います)

 

サマライズ配信11月までに終わらせなければ別に問題ないと思っていますが、そのときはまたうまく組み込みます。

 

また、この他、必修対策を行うかもしれません。ただ、あまり気乗りしないのでそれはまた考えます。

 

 

いずれにしてもここからはインプットではなくアウトプットです。これ以上知識の量は増やすつもりはありませんし、自分にそこまでのキャパはありませんので、

まずmedu4の知識をしっかり保持してそれをうまく使いこなせる練習をしていくのがいいんじゃないかと思っています。

 

 

次は10月に多分テコ2受けます。少なくてもこれより低い偏差値にはならないよう頑張りたいと思います。

 

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