tryしない医学記録

114回国試受験予定者が電子書籍・デジモノ・勉強について書きたいことを書くブログ

大学病院で初期研修する利点と欠点

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一応書く話題は下書きにして溜まってはいるんですが、そちらをとりあえずババっと書こう!みたいな気持ちは起きませんので、書きたいと思ったものを突発的に書こうと思っています。

 

 

今日は個人的には行く予定のない大学病院がなんで行く予定がないのか話してみようと思います

 

 

大学病院か市中病院か、これはレジナビなどの研修病院が一同に会する場に行ったりするとときどきそういう特別講義みたいなのが開かれたりするイメージですね

 

基本的には利点・欠点ということでいえば探せばすぐに出てきますね

career.m3.com

 

こんな感じで。

今は全体的には市中人気みたいなんでしょうけど。

 

 

 

 

利点

簡単にいえば市中病院で無いものがあるってことですね。

これはどこでも言えることですが

 

ということで外で言われていることを羅列してみます

・指導医の層が厚い

→偉い先生たくさんいるので、疑問に対して回答を市中より得られやすいのはメリット

・最先端の治療を学べる

・科が揃っている

→放射線科や膠原病科などニッチな科でも十分な先生がいる

・将来なりたい科とパイプを繋げやすい

→その大学の医局に入るのであればそこにいる人間はずっと付き合う人間になるので最低でも顔見知りにはなれるって感じですかね

 

 

ということはネットで書いてあります。

 

が、これらについては全て個人的には本当に利点にしていいのか疑問点が残るところです。

 

一つ一つ上のものを振り返っていきますと

指導医の層が厚い

→厚いということはそれだけ上の先生と接する機会は少ないということにもなりえます

事実だいたい自大学で研修している先生は後期研修の先生にアレコレを聞いていて、上の先生は上の先生で同士でいろいろやっている感じで棲み分けがされているようにしか自分は見えませんでした。

当然、これに関してはガッツがあればいくらでも上の先生にこれ探してきたんで!これ教えてほしいんだけど!みたいなアポは取ることは可能です。

が、そんな人間は少数派であって、基本的にはその場で解決して終わりという形になるのが実際だと思います。(少なくとも自分が研修医だとしたら)

それなら市中でいいんじゃね? とはちょっと思うところ

仮にガンガン上に行けるような人なら市中でもそれなりに動けるはずですし、もっといえばもっと有名な先生のセミナーとかいったりするほうが有意義な気がしますけどね。

 

最先端の医療が学べる

いろんな疾患が学べるから大学で研修もいいと思うけどね、と大学の講師クラスくらいの先生が言ってたのを耳にしましたが、それに対しての時間の代償が大きすぎると考えます。

仮にジェネラリストであろうと、なにかの専門になろうとも、自分はそれぞれのものを最先端のものまで吸収する必要があるのかというのはいつも思っているところです。

肝臓内科でいうTACEであったり、循環器内科でいうTAVIであったり、外科全般のロボット支援手術であったり、自分ははっきりいって自分がやらないのなら見る必要はないと思っています。仮に見るとしても1回みればもうそれでいいです。何をどうしているのか自分の中で一致したらそれ以上知識の伸びはありません。手技の伸びなんてそれぞれのやりたい科の部分だけ伸ばせばいいと思っています。

病院実習で自大学の研修医がずっと立って病院実習の学生と一緒にダヴィンチの見学したりしていましたがあの時間、本当に無駄な時間だと心の底から思っています。

その時間で他の勉強も出来ますし、寝ることだってできるし、その他のdutyを終わらせることも可能です。

 

その知識を今後自分の将来に活かせるなら何も言うことないですが、まるで興味ないのにそんな特殊治療みる意味を自分は感じません。

そんなことするなら市中に行って患者を一つ一つ考えるほうがいいと自分は思います

専門医になればわからないところはコンサルになる状態で、必要なのは最先端の治療ではなく最低限振り分けする力だと思いますね。それが最先端の治療みれば手に入るかと言われれば自分はなんともいえません。

 

科が揃っている

これはまぁメリットとして挙げてもいいんじゃないですかね。

ですが、科が揃っているなら市中でも代用可能とは思いますけどね

 

将来なりたい科とパイプを繋げやすい

これいいよっていったりする人がいるんですが、

現行の初期研修の規定が存在する以上、科によっては1月のお付き合いだったりしますし、自由選択でめいいっぱい広げても最大のプログラムでも10ヶ月程度で、これによって将来に有意差が出ると自分は思いません。

いくらでもパイプは繋げられます。これやりたいなら2年目大学で研修できる市中病院みたいなやつあればそれ選んだほうがずいぶんマシだと思いますね。

 

 

ということで自分の中ではこれらはメリットになりませんでした。

 

唯一その他ネットで書いていなくてメリットになり得るなぁと思ったのは

大学病院によっては初期研修中に社会人大学院に編入できるところがあるってところですね

学位をできるだけ早く取りたいみたいな人間がいるのであればそれはメリットになり得るかもしれません。これは市中病院ではできないことです。

関東で調べると面倒なので東北でササッと調べたところ数校はこれができるみたいです。東北大学ではできないようですが。

 

こういった大学での研修で特殊なメリットが存在するプログラムであれば選んでもいいかなとは思います。

 

 

欠点

欠点はあげれば自分があげようとするとたくさん出てくるのでなんともいえませんが

あげるとすると

・救急の対応がやりづらい(1st touch任せられにくい)

・手技があまりできない(病院実習の延長上とか言われる)

 

ってところですかね。研修医の裁量でできる範囲が少ないのが大学病院だと思っています。うちはそういうのも対応してます!!とか言ってるところもあったりしますが、あくまで自分がやらなければならないという立場にはならず守れた上での動きになるはずです。

それがいいと思うならそれまでですが、考える力みたいなものは自分で動いてこそ得られるもんだと思ってますので自分にはあわないかなって感じです。

 

 

結論

 

自分で利点と欠点というタイトルをつけましたが、

なにも考えたくないなら市中でいいんじゃないの?と思うのが実情です。

 

ただし、大学病院のプログラムでも東京医科歯科大学のように1年は協力病院で研修するみたいなものもあります

1年目協力病院でプライマリケアを学んで2年目は自分の興味のある大学の科を回れるみたいな動きができるプログラムなのであればそれはアリな気がします。

 

いずれにしたって自分は上記のように考えて市中という選択をしました。

まだ医師でない身分で書いているのでだいぶ事実と異なったことを考えている可能性がありますが、まずは意見ということで。

 

誰かの参考になれば幸いです。

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