tryしない医学記録

114回国試受験予定者が電子書籍・デジモノ・勉強について書きたいことを書くブログ

教科書ガイド@臨床系 メジャー科一般

今回は臨床講義に入った人向けといった感じでメジャー科の本のお話を。

 

だいたい3年生くらいになるのかね?わからんけど。

 

以下注意書き

めちゃくちゃ簡単に書きますのでさわりだけでも読んで確認してみようぐらいの気持ちで以下をお読みください

・自分で手にとった本のみ書いていきます。実際もっといい本が存在する可能性が十二分にありますが、それは自分のサーチ力でなんとかしてください

・どのぐらい読み返したかとかパラメータごとに表現すれば一番いいんでしょうが、そんな能力を持ち合わせていないので、おすすめ度を☆の数で表現します。

・一個人の感想なので、最終的に何を選ぶかはいろいろなサイトを見て検討していただければと思います。

・レビューを書いていますが、僕はそこまでいろんな本を読んでいるわけではありません。読んだ本だけまず書ければと思っています。

 

以上。確認の上以下お進みください。

 

 

病気がみえるシリーズ

 

おすすめ度 ☆☆☆~☆☆☆☆(3.5ぐらい)

 

言わずとしれたみんな知ってる病気がみえるシリーズ。

三年生になればこれを揃えるよ~って方も多いんじゃないでしょうか。

自分もなんやかんやで全部がこのごろ揃いました。

良心的な価格設定と見やすいイラストが魅力的です。

 

が、

個人的にはこれは教科書として買う本、要は最初に買う本ではないと思っています。

 

これは資料集です。教科書ではありません。

 

レイアウト的に通読や最初に参考する本としては不向きだと思います。

これを教科書で戦えるやつは尊敬します。

といっても大多数がそんな感じでしたが、うちの大学の上位勢はあまり買ってなかった印象です。

 

ということで3年生とか臨床が始まった段階で必須というものはないというものと考えます。

 

であればなぜおすすめが3.5なのか。

それはこいつは

病院実習の時期~研修医~医師とでは使える資料集となるからです。

 

イラストや画像が豊富なため、疾患を調べる際、具体的にどんな感じなのかを知りたいときに役に立ちます。

 

流れとしては成書もしくはイヤーノートなどで調べる→病みえを参考にしてみるという感じですね。1stではなく2nd choiceの参考書になる形です。

 

病院実習が始まってから見直すとわかりますが、病みえ、ここまで書いてるのかよ...

ってレベルでめっさ詳しく書いています。本当に詳しいことまで書いています。

イヤーノートなんかより全然詳しく書いてます。

 

ので、そういった感じで使うようにするべきだと思います。

 

あと、教科書ではなくアプリで買うことを勧めます。調べるメインだと思いますので。

 

 

STEPシリーズ

 

 

おすすめ度 ☆☆☆☆

 

学生の知りたいものに答える本。

とても良い本です。病態生理をすごく丁寧に記載しており、まず揃えるとしたらこれのような...

 

STEP婦人科のPCOSの説明やSTEP麻酔科の筋弛緩薬の説明など、非常に参考になる文章がたくさんあります(メジャーの記憶がないのはメジャーの本はiMedicine買ったからです)

 

ちなみに自分が3年生のときにはほぼSTEPシリーズしかありませんでしたが、現在はそれなりにsimple stepシリーズというものが出ています。

 

simple stepシリーズは少し病みえを目指したSTEPシリーズみたいな感じです。

 

きちんと病態生理を学びたい、まずは文章という方はぜひこちらをおすすめします。

また、このSTEPシリーズならマイナー含めすべての学ぶ科をSTEPシリーズで揃えることができます。全部きれいに揃えたいわーって方もこちらでいかがでしょうか。

語尾がですますで統一されているのでなんか下から目線で少し読んでいるとき落ち着きます。

 

欠点はsimple step皮膚科を除き、基本カラーは最後にまとめてという方式をとっていることでしょうか。それ以外はアトラスが少ないぐらい?

 

なんにせよ買って損はないシリーズですね。 

 

 

 

iMedicineシリーズ

 

 

おすすめ度 ☆☆☆☆(だが、STEPと比べたらSTEPに軍配)

 

予備校MACが出した、内科の本。

予備校が出しているだけあってわかりやすく、当時はすべて購入しだいぶ参考にさせていただきました。

ポイントは国試に出ていた内容はハイライト表示にしていること、丁寧に病態生理を記載していること、そしてフルカラーなことです。

はっきりいいまして、当時なら多分病みえ、STEP、これだったらiMedicineが一番良かったかもしれません。

それぐらいいい本でしたし、多分今買っても十分使える本だと思います。

 

が、重大な欠点が2点あります。

ひとつは、腎が刊行されていないこと

予定には入っていたようですが、途中でMACのほうが作るのやめたみたいなんですよね。それで腎だけ存在しません。他のメジャー科はすべて網羅しているんですけどね

 

もう一つは、発売年が古いこと。

iMedicine 1 循環器の発売は2009年

さすがにUPDATEされ続ける医学の状況において、情報が古すぎます。

完全に作るのをMACもやめているようなので多分第2版とかは出ないと思います。

 

従いまして現在このカンタン教科書の部類ではSTEPがひとつ頭が抜きん出ているかなと個人的には思っています。

 

ですが、iMedicineシリーズが名著なのは間違いないです。他でupdateできる、updateしたところを自分で直せばそれはそれで勉強になるから自分だけの最強のiMedicine作るぜ!って方はこちらとてもとてもおすすめします。

 

 

 

 

できったシリーズ

 

 iMedicineになかったから買った本。腎と神経はいいよってことだったからSTEPじゃなくて一応こっち買ったんだけど、記憶がないので多分読んでいません。

たしか、糸球体腎炎シリーズでなんか調べてたくてこの本を開いたら、まるで知りたいことが載っていなかったのでその後封印した記憶があります。

ほんとはいい本かもしれないけど、やっぱ第一印象って大事だよねってことで、自分のなかでは採点除外。

 

 

 

イヤーノート

 

 

おすすめ度 ☆☆☆☆
 
世の中の医学生・医師界隈では、YN好き嫌いがわかれます。
が、個人的にはこのYN、アリです。

 

YNは国試前に買おう買おうと3年のときには思っててそのあと病院実習始まるタイミングで買ったんですが、わりとこれ、臨床の講義が始まる時期に買っても十分使えるなと思いました。

 

思ったより病態生理ちゃんと書いてます。

思ったよりいろいろ書いてます。

そしてすごくいいのがアトラスの存在毎年の最新情報が手に入るということです。

 

この本、アプリで買うと毎年3000円で最新版にUPDATE可能です。

これが非常に助かります。ここからだいたい先生方も情報仕入れてテスト作るというかまぁバイブルみたいな部分があるのでそういう意味でもありかもしれません。

あと、アトラスが豊富なのは勉強に非常になります。今年これで画像の勉強しようかなとちょっと思っていました。

 

病みえ否定派のとあるちょっと怖めの先生もわりとYNは病態生理ちゃんと書いてるよねって言ってました。そうなんですよ。ちゃんと書いてるんですよ。

 

ということで3年生の段階で買って仕事を果たしてくれる本だと思いますよ。個人的には。

 

 

ちなみに似たような本としてレビューブックなるものが存在しますが、レビューブック内科外科を購入するくらいなら、こっち買ったほうがいいと思いますね。

レビューブックは穴埋め暗記ができるのがメリットなんですが、なんとなく穴埋めあれ、穴埋めるとこ多いような気がしてなーんか非効率な気がするんですよね。

 

成書関連

 

内科最強の本シリーズですよ。
調べ物としたらこの人達。病みえを否定派ガチガチ硬派のお医者さん対応するときはこういう本をちらつかせて対応しました。あとキツイレポート課されるときとかはこれ使ったね。
 
多分一番有名なのは朝倉内科学、次がハリソンかな
ハリソンはDr.KSR、中山内科学はDr.ISSAが勧めています(なんでMECの中で勧める本が違うんだ...

自分が今持っているのは朝倉です。

 

ですが、個人的おすすめは中山内科学です。

 

理由はカンタン。PDFがついてくるから

 

持ってる人に見せてもらいましたが本当にPDFが全部ついてくるようです。太っ腹。

今デジタルの世の中でOCRがちゃんとかかったPDFがついてくるのはありがたいですね。

朝倉もデジタルで一部見れるようになっているんですが、論文でいうSupplementみたいな感じの部分だけデジタルで見れるだけで基本的には本でみることになるのでまだまだデジタルという感じではないし、ハリソンにいたっては2冊で分冊版は存在しないし...(ただの枕やんけ)

 

なんでそこまで中山推しだったのに朝倉かったのかといいますとその買った当時から中山新しいやつ出るよ出るよって聞いていたからです。

 

そんな中山内科学。もうすぐ出るそうです。3月だったかに問い合わせたときは6月に出るって話でした。

 

出たらみなさん買いましょうね。多分5年は使えますから。

 

 

結論

 

以上。他に標準シリーズも一応ありますが、見たことないし、誰も使ってるの知りませんので割愛します。

 

ここまでいろいろ書いてきましたが、

最終的に今現メジャー科について個人的におすすめするのは以下のとおりです。

 

1.オールラウンダー

 

イヤーノート2020@アプリ+病気がみえる@アプリ(+中山内科学第9版)

 

2.しっかり学びたい、病態生理をしっかり固めたい

 

STEPシリーズ(+中山内科学第9版)

 

 

STEPシリーズについてはすべてSTEPシリーズで揃えればカンタンです。

が、ちゃんと本当に最新のものでそろえたいなら以下のように購入しましょう

 

STEP内科シリーズの購入

内科1 神経・遺伝・免疫 第3版~内科6 消化器・膠原病 第2版

まで買う

それに追加で

Simple stepシリーズ 腎臓・血液・内分泌代謝・脳神経・感染症を購入(こっちで買った部分はSTEP内科シリーズは読まない)

 

現時点ではこれが最善だと思われます。

 

ただ、電子化の今の状態を考えると1の選び方が一番理にかなっているかなとは思います。メディックメディア漬けっていうのはあまり個人的には好きじゃないんですが。

 

しかしながら、STEPは本当にいい本です。ぜひ一度自大学の図書館にあったりするはずですから使ってみてください。それから考えてみてもOKです。

 

これから臨床講義をはじめるみなさん。入学当初さっさと臨床おしえてくれよ~頼むよ~って思ってた1,2年生の方もたくさんいると思います。そういった人が臨床講義をたのしく乗り越えるためにはわかりやすい教材が必要です。

それをなににするか、その一助になってくれれば幸いです。

 

じゃ、次教科書の話のときまで。

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